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カーラッピングをした車両へのコーティングの必要性

2025.06.20 ラッピング施工

ラッピング

カーラッピングをした車両へのコーティングの必要性

こんにちは!XPKYOTO吉元です😊

本日はカーラッピングを施した車両に対して、コーティングは必要か?

とお問い合わせが多数ありましたので

カーラッピングのコーティングの必要性と、通常の塗装に使用するコーティングの違い

について説明いたします。

カーラッピングをしたがコーティングは必要かという問いに対しては、「必要性が高い」と言えます。

カーラッピング

カーラッピングとは、塗装面に直接フィルムを貼り、カラーや質感を手軽に変える方法で、オリジナルの塗装を保護する効果もあります。しかし、ラッピングフィルム自体も紫外線や雨風、汚れ、擦れなどにさらされて劣化していきます。そこで、ラッピングフィルムを長持ちさせ、美観を保つためにコーティングの施工が推奨されるのです。

まず、ラッピングフィルムは塗装とは異なり、ポリ塩化ビニル(PVC)やポリウレタン(TPU)といった素材でできています。これらの素材は紫外線や酸性雨などの環境要因に弱く、時間が経つと色褪せやひび割れ、表面のくすみが起こる可能性があります。また、マット(艶消し)やサテン、クローム調など特殊な表面仕上げを持つフィルムは、汚れが付きやすく、傷も目立ちやすいという特徴があります。こうした劣化を抑えるために、コーティング剤で表面に保護膜を作ることは有効な手段です。

しかし、通常の自動車用コーティング剤をそのままラッピングフィルムに使うことは推奨されません。

理由は成分の相性です。一般的なコーティング剤(特にガラス系コーティング)は、溶剤が強力であったり、硬化時の化学反応によってフィルムを変質させてしまう可能性があります。

たとえば、光沢を持たせるタイプのコーティング剤をマットフィルムに施工すると、表面が艶やかになってしまい、素材本来の質感が損なわれてしまうことがあります。

そのため、カーラッピング専用のコーティング剤を使用することが重要です。これらの専用品は、ラッピングフィルムの材質に適した成分配合となっており、柔軟性を持ちながらも紫外線カット性能撥水性能汚れの定着防止性能を備えています。また、マットフィルム用には、質感を変えずに保護できるマット対応コーティング剤が存在します。こうした専用品を用いることで、フィルムの寿命を延ばし、洗車の手間も軽減することが可能になります。

さらに、最近では「セラミックコーティング」と呼ばれる高性能なコーティング剤も登場しています。これはナノ粒子を含んだ無機質の皮膜を形成し、高耐久・高撥水・高防汚といった効果をラッピングフィルムにも与えるものです。ただし、施工には技術が必要な場合が多いため、専門の施工業者に依頼するのが望ましいでしょう。

総じて言えるのは、カーラッピングは塗装と同じように「保護すべき表面」であり、コーティングはその延命と美観維持のために有効な手段であるということです。ただし、使用するコーティング剤はフィルムの種類や質感に応じて慎重に選ぶ必要があり、可能であれば専門業者に相談して最適な製品・施工方法を選ぶことが推奨されます。

このように、コーティングと聞くと表面に膜を作り、汚れや雨、紫外線から車を守る役目をし、通常のコーティングと目的は同じで同じものをラッピングフィルムに使用してもいいのではないかと思いがちですが、ラッピングフィルムと通常の塗装そのものの成分の違いで使い分けされ、より長持ちできるようラッピングフィルムにダメージや負荷をかけない成分のコーティング剤がラッピングフィルム専用のコーティング剤として存在していることとなっています。

ラッピングフィルムの劣化と対処法について

Lamborghini Urus ウルスフルラッピング施工

XP KYOTO でもカーラッピングのコーティングも実施しています。カーラッピングのコーティングで気になることがありましたらお気軽にお問合せください。

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この記事の著者紹介

吉元 秀太 / 一級整備士

吉元 秀太 / 一級整備士

前職は大手ディーラーにて整備に携わっておりました。

国産車、輸入車問わず車の話しをすると長話しになるほど大好きです。

そんなお車をカッコよく綺麗に仕上げお客様に喜んで頂けるよう日々インストーラー業務に励んでいます。

プロテクションフィルム以外にも何かお車のことでご相談、お困りごとありましたらお気軽にお問い合わせ下さいませ。

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